店舗紹介

〒399-3303 長野県下伊那郡松川町元大島1358-2

営業案内 :月〜土曜日 8:00~18:00 定休日 日曜日

 ふすま・障子の張り替え・網戸の張り替え(季節限定)

 掛け軸・額裝(扁額・洋額)・屏風 

 各種修復作業も承っております。

 お見積無料

 取付費・配達料込み。お気軽にお問合せください。

 

 古物営業法の規定に基づく表示

 安藤 弘文

 長野県公安委員会許可 第481261600017号


 

店主紹介

  一級表装技能士 安藤弘文

幼少の時代から父の背中を見て育ち、受け継ぎ受け継ぐ事の大切さを学び感じてきました。神社仏閣の障壁画及び襖の修復を得意とし、お茶室関係の仕事の経験が豊富です。地味な職業ではございますが天職と思っております。

 

【略歴】

1984年   18歳で家業を継ぐ決心をし京都で10年間修行する

     京都御所・桂離宮・二条城などの修復作業に長年携わる

 

1994年 実家である 安藤玉松堂 三代目として帰郷

 

2001年 一級表装技能士(表具)取得

2003年 第22回 全国技能グランプリ大会(表具の部)銀賞受賞

     技能振興功労賞受賞(長野県職業能力開発協会)

 

2017年 全技連マイスター 認定(表装)

    文化財保存修復学会(正会員 2329)

2021年 全技連マイスター(再認定)

2022年 長野県卓越技能者知事表彰(信州の名工)受賞

2023年 信州ものづくりマイスター 認定(職種:表具師)

 

【近年の実績】

豊丘村 慈恩院 涅槃図表装修復後 額装

松川町 瑞応寺 白陰老子画三幅対表装修復
飯田市 経蔵寺 涅槃図及び三幅対表装修復

泰阜村 NPO 運営『左京の宿』障壁画修復

山梨県 南アルプス市桃園 村松家 住宅修理保存事業参加 (登録有形文化財)



表具師とは

表具師の仕事

 表具の仕事をする人を表具師・表具屋・経師などといいます。簡単に言うと、裂地や和紙を糊で何枚も貼り合わせ加湿と乾燥を繰り返して狂いなく形を作り上げて行く仕事です。そう言っても作業は、複雑微妙で経験と熟練を、必要とします。さらに、貴重な本紙を扱うため常に細心の注意が必要で、また美術に関する知識、材料・形式・配色の考案に際しての意匠感覚も不可欠です。なんだか表具師は、立派な人に思えてきましたが、美術品を装飾して引き立たたせ、日常生活に潤いを与えると共に、美術品に耐久性をもたせて保存を図るという大切な使命をになっています。
 また、襖や障子・屏風などの建具関係の新調、修理、張り替えの仕事も行います。ですから、一人前と認められるには十数年の経験と知識が必要である。

参考文献 表具の栞  

 

 

 

 表具の歴史

 現今の掛物の式は中国の法を伝来したもので、鎌倉時代などに中国の禅僧の将来した掛物を擬製したのに始まるとされる。
 最も早い時期の佛画に旋された表装が、掛軸の原初形態であると考えられ、奈良時代から平安時代にかけて屏風・衝立・襖の原型も見られます。藤原期には佛画が掛軸の形で使われたことが文献によって知られている。
 鎌倉時代には、禅宗文化や建築様式の変化に伴い宋朝表具の影響を受けながら、次第に日本的な技術として発展し、室町時代東山文化において完成期を迎えた。また、障壁画も盛んに描かれ寺院や武家屋敷を飾り、大画面の得られる屏風なども作られた。
 室町末・桃山時代から江戸時代にかけての茶道の影響は大きく、表具寸法や材料に至るまで工夫されその後、文人画の流行によって文人表装が生まれ、一般家庭にも普及した。  明治時代中期から大正・昭和にかけては、生活水準の向上と共に日本画が振興し、表装もそれにともない発展してきた。
 戦後は、生活・建築様式の変化や日本画の描法等の変化に従って、従来の掛軸・屏風・襖・額装などの形式が多くなり今日に至る。

参考文献 表具の栞  



Google マップは現在の Cookie 設定では表示されません。「コンテンツを見る」を選択し、Google マップの Cookie 設定に同意すると閲覧できます。詳細は Google マップの[プライバシーポリシー]をご確認ください。Cookie の利用は、[Cookie 設定]からいつでも変更できます。